バドミントンサークルでできる楽しい遊び(練習)5つの紹介

バドミントンのサークルや集まりで、いつもフットワークやノックなど、あまり楽しめない内容の練習をしていると不満が聞こえるときがあると思います。

そこで今回は、息抜きで、初心者と経験者が両方楽しめるような、企画(遊び)をいくつか考えたので紹介したいと思います。

シャトル運びリレー

シャトル運びは、練習を始める前のウォーミングアップに取り入れやすい遊びだと思います。

どんな遊びか説明すると、ラケットを手に持ち、そのラケットの上にシャトルを立てて、目標の場所までシャトルを運ぶ遊びです。

運んでいる途中に、シャトルが倒れたり、ラケットから落ちてしまった場合は、シャトルを立て直したり、スタート地点まで戻るなどします。

一番わかりやすいたとえは、運動会で行うお玉リレーだと思います。

シャトルをどこまで運ぶかは、シャトルの筒などを使ったり、コートのポールを目印にするといいと思います。

シャトル運びリレーはバドミントンの技術がなくても、できる遊びなので、みんなで楽しむことができます。

ヘアピンリレー

ヘアピンリレーは、2つのチームに分かれて、コートの中に縦に列で並びます。

一番初めの人が相手に向かってサーブを打ち、レシーブの人は来た球をヘアピンで返し、お互いにミスするまで、ヘアピンの打ち合いをします。

リレーなので、ヘアピンを打った人は、列の一番後ろまで下がり、次の人がヘアピンを打ち、コートの中で循環するように回していきます。

ミスをした人はコートの外にでます。

最後の1人がミスしてししまったチームが負けとなります。

ヘアピンの有効範囲を、サービスラインより手前にしたり、横の広さをダブルスの範囲にしたりすることで、難易度も変えることができます。

ラリーゲーム

4人で2ペアのダブルスのチームを作り、決められた時間の中でラリーを多くできたチームを競います。

この遊びは実践に近いので、参加する人のレベルによってルールを決める必要があります。

例えば、スマッシュ禁止やドロップ、ヘアピン、ロブを交互に打ち続けたり、1人が打ったら、次の球は相方が打たなければいけないなど、工夫の仕様はいくらでもあります。

特に初心者だけのチームだとなかなか、ラリーが続かなくなってしまうので、経験者を入れるなどチームも工夫して作ると、より楽しめると思います。

チャリチャリ

チャリチャリとは、インドネシア語で「探す」、「選択する」という意味があり、”相手の弱点や穴を探し、選択する”、ことから来ています。

チャリチャリは前がサービスライン、後ろがダブルスのサービスラインまでのコートを使ってバドミントンをする練習です。

実践にかなり近く、コートが狭まいため、ロブが少なくなり、低くて速いショットが多くなります。

そのため、あまり初心者の方が多いと、ラリーがあまり続かなくなってしまうかもしれません。

ドライブやハーフを主体とする戦術が求められ、いつもとは違う感覚を体感することができます。

残機性団体戦

最後は団体戦です。

普通の試合のように点数は数えないで、1人1人に残機を与えます。

そして、試合の中でミスをしてしまったら、残機を1つ失い、残機がなくなったら、次の人が試合に入るようにします。

ダブルスでのミスは自己申告でどちらがミスしてしまったかを決めるようにしましょう。

経験者の残機を少なくして、初心者の残機を多く設定すると、ゲームバランスが良くなります。

残機で勝負をするので、普段の団体戦よりは時間がかかりません。

まとめ

今回は、バドミントンサークルでみんなで楽しめるような遊び、練習を紹介しました。

いつもやっている練習にマンネリを感じたときに、気分転換でやってみると、モチベーションの維持にもつながります。

普段のサークルだけでなく、サークルの合宿の企画としてもできると思うので、参考になれれば幸いです。