指が擦れてしまう場合はタオルグリップがオススメ

今回はバドミントンのグリップテープの1つ、タオルグリップを使用してみたので、使用した経緯とタオルグリップの特徴について紹介したいと思います。

タオルグリップの特徴

綿素材皮膚に優しい

グリップパウダーを使うことで、グリップを滑りにくくすることができる

触り心地がタオルに近く、他のグリップに比べると独特

タオルグリップを使用するに至った経緯

今まで、自分は特に手汗が多く出る人ではなかったので、こだわり無くドライタイプやウェットタイプのグリップを使用していました。

しかし、バドミントンをいつものようにしていると中指にひび割れのような傷ができていることに気づきました。

最初はあまり気にせず、軟膏を塗っていればいずれ治るだろうと思っていたのですが、一向に治らなず、ひどいときは傷口から血が出る具合になってしまいました。

後日、皮膚科に行き塗り薬をもらってしばらく様子をみると、一応状態は良くなりはするのですが、バドミントンをすると再び手が荒れてしまう状態を繰り返していました。

手が荒れてしまう原因は、バドミントンだということはわかっていたので、指の摩擦に一番かかわるグリップに問題があると考えました。

ドライタイプやウェットタイプのグリップはポリウレタンやポリエステル素材で作られているグリップで、防水性や耐久性に優れています。

そのため汗をかいたとしても滑りにくいという優れた素材となっています。

しかし自分にとって、この性質が逆に摩擦を強くしてしまうため、指に負荷をかけてしまっていました。

そこで肌に優しい綿素材で作られたタオルグリップを使用してみることにしました。

実際に使用してみた感想

始めにタオルグリップを握った感想は、少し粗めのタオルの柔らかい感触で、ドライやウェットのグリップに比べると全く摩擦を感じませんでした。

使い始めのころは、ラケットを思いっきり振ると、ラケットが飛んで行ってしまうのではないかと思うくらいに、滑りました。

タオルグリップを使う際は、滑り止めのためグリップパウダーと呼ばれる、粉をグリップに付けることによって、摩擦を増やし滑りにくくします。

しかし、今回は摩擦を上げて滑りにくくしてしまっては、指への刺激が強くなってしまうので、グリップパウダーは使用しませんでした。

しばらくタオルグリップを使っていると、使い始めの頃に比べて、綿の素材が固まってきて、ちょうどいいくらいに滑りくくなりました。

その分指への負担は少し増えてしまいましたが…

タオルグリップの総評

タオルグリップは綿でできているグリップのため、摩擦による肌への刺激が少ないと感じました。

使い始めは、慣れない感触や滑りやすさに少し戸惑いましたが、何回か使用していくうちにそれらの不安要素は解消されていきました。

もし、グリップが滑ってしまう場合でもグリップパウダーを使用すれば、滑りにくくすることができるので安心です。

もし自分と同じように、バドミントンをすると指や手が荒れてしまったり、皮がむけてしまうという方は一度タオルグリップを使用してみると良いと思います。

しかし、必ずしもタオルグリップを使えば手荒れを解消できるとは限りません。

グリップが要因ではない可能性もあるので、そういった場合はテーピングを巻いたりなど他の方法で対処してみるのがよいと思います。