【比較】ナノフレア800LT紹介 ナノフレア800との違い

2020年9月17日

今回は、YONEXから9月下旬に発売される、ナノフレア800LTについて紹介したいと思います。

すでに発売されている、ナノフレア800とは少し性能が異なるラケットなので、ラケットの特徴と合わせて、ナノフレア800との違いについても解説していきます。

ナノフレアシリーズの他のラケットについては「バドミントン ラケット紹介【ナノフレアシリーズ】」で紹介しています。

ナノフレア800LTの基本スペック

https://www.yonex.co.jp

発売日 : 2020年9月下旬予定

重さ     : 5U

ラケットバランス : イーブン

シャフト : 硬め

ナノフレア800LTの特徴と、ナノフレア800との違い

ナノフレア800LTは、ナノフレア800の軽量モデルとして作られました。

ナノフレア800の情報は「【レビュー】ナノフレア800を使ってみた感想」で紹介しています。

他にもラケットにLTとついているラケットがあり、全て軽量化されたモデルです。

ナノフレア800のラケットの重量は3Uと4Uがありました。

しかし、ナノフレアの、ラケットの振り抜きの良さをさらに活かすために、ナノフレア800の軽量化モデルの要望により、ナノフレア800LTが製作されました。

ラケットが軽くなったことで、ラケットのスイングスピードの上昇が見込めます。

しかし、yonexのホームページも記載されているとおり、

スウィングスピードが上がると、ショット時のコントロールが難しくなりがちです。

https://www.yonex.co.jp/badminton/news/2020/07/2007021000.html

これは、スイングスピードが上がることによる、空気抵抗が大きくなり、ラケットのブレも大きくなるので、コントロールが難しくなると言うことです。

そこで、ナノレイ800LTでは、ラケットのフレームに新振動吸収素材の「VDM」が使われています。

この素材はナノフレア800には使われていません。

VDMは初め、ナノフレア600に搭載されていた素材です。

ナノフレア600は体に優しいラケットとして作られました。

それは、シャトルがラケットに当たったときの衝撃を抑えることで、体への衝撃を減らし負担を軽減させていました。

話を元に戻すと、ナノフレア800LTは軽量化により、振り抜きの良さの向上に伴い、スイングスピードが上昇しました。

スイングスピードの上昇の弊害として、ラケットへの衝撃が増え、コントロールが難しくなるところを、衝撃吸収素材の「VDM」を用いることで衝撃を抑えることに成功しました。

ナノフレア800LTはどんな人におすすめか

ナノフレア800LTは、今回説明したとおりナノフレア800の振り抜きをさらに向上させたモデルです。

なので、ドライブで速いラリーを打ち合う、ダブルスの前衛の方におすすめできるラケットだと思います。

ただ、ラケット自体は軽量化されましたが、ナノフレア800同様、ナノフレア800LTはシャフトが硬いので、ある程度のスイングスピードとシャトルを遠くまで飛ばす力が無いと、使いこなすのは難しいと思います。

結論としてナノフレア800LTは、ダブルス前衛の中上級者におすすめです。

まとめ

今回はナノフレア800LTについて解説しました。

ナノフレア800LTはまだ発売されていないラケットなので、実際に打ってみて感じるモノもあると思うので、ハッキリとした性能を述べることはできません。

しかし、公表されている情報から、どんなラケットで、どういう意図があって開発されたラケットなのかを理解することはできるので、それらについて、できるだけわかりやすく解説しました。

ナノフレア800LTが発売されるまでまだ時間があるので、コロナを収束させて、バドミントンが思い切りできる環境を作りましょう!!

ナノフレアシリーズのラケットは「バドミントン ラケット紹介【ナノフレアシリーズ】」で紹介しています。