【初心者】ダブルスのサーブレシーブのショット(ヘアピン編)

2020年3月19日

今回はダブルスのサーブレシーブでヘアピンについて解説しようと思います。

ダブルスのサーブレシーブの基本を初心者に向けて、こちらの記事でわかりやすく解説しています!!

サーブレシーブでのショットはヘアピンだけでなく、ロブやプッシュ、他にも命名されてないような曖昧なショットもたくさんあります。

その中で今回は比較的初心者でもすぐに実践で使うことができる、ヘアピンについて解説します。

サーブレシーブにおいてのヘアピンで意識すること

サーブレシーブでヘアピンを打つことは、初心者でも比較的に簡単にできることです。

しかしサーブレシーブでヘアピンを打つのは、ネット際でヘアピンを打つこととは当然違ってくるので、サーブレシーブでヘアピンを打つ際に意識しなければいけないことをまず解説します。

まずサーブレシーブでヘアピンを打とうとすると、シャトルを捉えたときにネットまでの距離が少しあります。

そのためネット際で少しだけラケットでシャトルに触れて相手のコートにシャトルを落とすようなヘアピンの打ち方をしてしまうと、ネットまでの距離があるのでシャトルが届きません。

なのでラケットの面の向き力加減を考慮しながらヘアピンを打つ必要があります。

面の向きに関しては、ラケットの面を地面と平行にしていくと、シャトルを打ったときにシャトルの飛距離は短くなります、シャトルを上に向けて打つことができます、

ラケットの面を地面に垂直にしていくと、シャトルを打ったときに飛距離は長くなりますが、シャトルを角度を付けて打つことができなくなります。

ラケットの面の向きや力加減に関しては、論理的に考えたりするよりも、実際に自分でシャトルを打ってみて、どの面の角度でどのくらいの強さで打てばいいのかを確認するのが一番手っ取り早いと思います。

次に意識するべき事はシャトルを高い位置で打つことです。

これはサーブレシーブでヘアピンを打つときに限った話しではないのですが、ヘアピンを打つ際に高い位置で打つことによるメリットはいくつかあります。

一つ目は、シャトルを打つ位置が高ければ高いほど、シャトルを打った際にシャトルを上に打ち上げる時間を短くすることができます。

ネットより下でシャトルを打つとき、当然ネットを越えるためにシャトルを下から打ち上げなければなりません。

その滞空時間が長ければ長いほど、相手が反応してシャトルを打つまでの余裕が増えてしまいます。

なのでシャトルを高い位置で打つことができれば、シャトルの滞空時間を短くすることができやすくなります。

二つ目はヘアピンを打つ際の力加減がしやすいことです。

先ほども述べたように、ネットより下でシャトルを打つと、ネットを越えるためにシャトルを上に打ち上げなければなりません。

なので、力加減を誤ってしまうと、ネットを越えずにネットに掛けてしまったり、逆にネットを越えすぎて相手に叩かれてしてしまいます。

そこで、できるだけシャトルが高い位置で捉えることができれば、力加減がしやすくなります。

ネットより高い位置もしくはネットの白帯ぐらいの高さで打つことができれば少しの力でネットを越えることができるので、高い位置で打つことを意識しましょう。

最後は少し初心者には難易度が高いと思われますが、フェイントができることです。

高い位置でシャトルを打てるということは、それだけ余裕があることなので、相手に揺さぶりを掛けることができます。

フェイントは相手に自分のショットを読まれたときに逆にそれを利用するために使ったり、単純に相手に自分のショットを読ませないようにするために使います。

フェイントはスイングの仕方や面の向き、タイミングをずらすなどさまざまな方法があります、余裕がある人はYoutubeや上手な人を参考にして練習してみるのもいいと思います。

サーブレシーブでのヘアピンの打ち方

ラケットの握り方は相手のサーブの飛んできた場所によって変えましょう。

自分の左側から体の少し右側あたりまではバックハンドで対応することができますが、あまりにも右側だとバックハンドでは窮屈なショットになってしまうので、フォアハンドに切り替えて打ちましょう。

レシーブでの踏み込み具合は少しでいいと思います。

ヘアピンを打とうして踏み込みすぎると、シャトルが体に近くに来すぎてショットが窮屈になり、逆に踏み込みがないとシャトルをとらえる位置が下になってしまうので、軽く一歩踏み出すくらいがちょうどいいと思います。

サーブレシーブでヘアピンを打ったあとに意識すること

サーブレシーブでヘアピンを打つと、相手の前衛がヘアピンを取ります。

相手の前衛はロブやヘアピン、プッシュなどを打ってきます。

相手のショットは自分が打ったヘアピンの状態によって絞られていくので、自分の打ったショットの精度と相手の出方には十分注意しましょう。

もし相手がヘアピンで返してきた場合は、自分で捕りに行かなければいけないので、ヘアピンで返してきたとき、プッシュを打てるように準備し、もしプッシュを打てる高さでなければロブを上げたり、ヘアピンの打ち合いに自身があるならばヘアピンで返しましょう。

まとめ

今回はサーブレシーブでのヘアピンのショットについて解説しました。

サーブレシーブでヘアピンを打つことができれば、前に詰めるが上手な前衛でなければロブを上げてくれることが多いので、サーブレシーブから攻撃の展開を作ることができるので、

ヘアピンの力加減さえ覚えてしまえば、比較的に簡単に打つことができるショットなので是非練習してみてください!!