【初心者】ダブルスのサービスレシーブのショット(プッシュ編)

2020年3月20日

今回は前回に引き続きダブルスのサービスレシーブのショットについて解説したいと思います。

ヘアピンについては、こちらの記事で解説しています!

そして今回はサービスレシーブのショットの中でもプッシュについて解説したいと思います。

サービスレシーブのショットの中でもプッシュは攻撃的なショットの1つなので、速いラリーの展開が得意だったり、攻撃的な戦術を用いるダブルスのペアならば、是非習得したいショットの1つです。

サービスレシーブのプッシュの流れ

サービスレシーブでのプッシュは相手が打ったサーブに合わせて、構えた状態から後ろ足で踏み切り、飛んできたシャトルに対して前に出ます。

ラケットは体の前で構えた状態から、ラケットを前に出してシャトルを打ちに行きます。

サービスレシーブの理想のプッシュ

プッシュの軌道は、水平またはそれよりも低い弾道で相手コートに沈める形が理想です。

低い弾道のプッシュが打てれば、相手は低い位置からシャトルを打つことになるので、相手は必然的に上にシャトルを打たなければなりません。

そこから攻撃につなげることが可能です。

ですが逆に高い弾道のプッシュを打ってしまうと、相手に上から叩かれてしまいます。

プッシュはシャトルのスピードが速いショットなので、相手にシャトルが届くまでの到達時間が短いため、相手からの返球もその分速くなります。

なので相手がプッシュに対してカウンターをしてきた場合、レシーブする位置取りや構えを取る時間が短いため、強気にプッシュをしたのに、逆に相手に攻撃されてしまいます。

なので、サービスレシーブのプッシュはいかにシャトルを沈められるかが、重要になってきます。

ここからは、サーブレシーブでプッシュを沈めるための方法を解説します。

サービスレシーブでのプッシュの足の動き

プッシュを沈める方法の1つとして、シャトルを高い位置で打つという方法があります。

バドミントンのサーブはルール改定により、地面から115cm以下の高さから打たなければなりません。

サービスのルール改定については、こちらの記事を参考にしてみてください!

サーブはネットより低い位置から打たれるので、当然サーブの軌道は山なりになります。

なので山なりの頂点でとらえることができれば、シャトルをネットより高い位置で打つことができます。

そのためにはシャトルが頂点から落ちてくる前、つまりシャトルをネット付近で打つことによって、プッシュを沈めやすくなります。

相手のサーブを見極め

サーブレシーブは相手がシャトルを打ってからでしか、足を地面から離すことができないので、相手がシャトルを打つ瞬間を見極めなければいけません。

例えば、相手のサービスのフォームがラケットを引いてから打つタイプなのか、ラケットを構えた位置からシャトルを打ち出すタイプなどフォームから、サーブを打つタイミングを計ることもできます。

サービスはショートサーブだけでなくロングサーブなども存在するので、プッシュを打とうとして前を張りすぎて、後ろにロングサーブやピンサーを打たれてしまうと対応できないので、相手のサービスのフォームを見極めることは、サーブレシーブの観点からも重要です。

プッシュでの足の踏み切り

相手のサーブに合わせて、タイミングよく踏み切ることで、シャトルを高い位置で打つことができます。

踏み出す足は左右どちらの足を出しても基本的には構いません、自分が出しやすい足で踏み切ることをオススメします。

しかし踏み出す足の違いによってそれぞれメリットデメリットが生じるので、その違いについて知っておかなければいけません。

踏み出す足の違いについてはこちらの記事で解説しています!

構えたラケットを高い状態で維持

サーブレシーブはロブなどを打たない限り、腰より下でシャトルを打つことがないので、ラケットは顔または顔よりも低い位置で構えましょう

そうすることによって、相手がショートサーブを打ってきた際に、ラケットをそのまま前に出して打つことができます。

今言ったように、ラケットをそのまま構えたい位置から前に出すことを意識しましょう。

たまにサーブレシーブの際に一度ラケットを下げてから打つ人を見かけます。

折角少し高い位置でラケットを構えているのに、ラケットを下げてしまっては、ただのロスになってしまい何のメリットも得ることができないので、ラケットの高さは維持しましょう。

まとめ

今回はサーブレシーブでのプッシュを、シャトルを沈める方法を主に解説しました。

サーブレシーブでのプッシュは攻撃的なショットですが、沈めるだけでなくコースを意識しないと、カウンターを食らう恐れがあるショットでもあるので、リスクも伴いますが。

コースが狙えなくとも、最低限プッシュを浮かせなければ、相手にカウンターされることは少ないので、初心者の方は、まずサーブレシーブのプッシュでシャトルを沈められるように練習しましょう!!