バドミントン サーブ周りのルールを絵で分かりやすく解説

2020年4月8日

今回はサーブ周りのルールについて解説したいと思います。

サーブに関してのルールは、かなり厳密に決められている、ルールがあるので、公式試合で相手や主審に指摘されないように、この記事でルールを一度確認してみてください。

ダブルスのサーブの順番やダブルスならではのルールは、こちらの記事で解説しています。

サーブを打つ際、サービスラインを踏んで(跨いで)はいけない

サーブを打つときのサービスラインを踏んだ状態で、サーブを打ってしまうと、フォルトをとられてしまいます。

フォルトを取られると、相手に得点が入りサーブ権が相手に渡ってしまいます

サーブでシャトルを打つ高さはコート面から1.15m以下でなければいけない

サーブはルールが改訂されて、コートの1.15m以下の高さでシャトルを打たなければいけなくなりました。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

サーブを打つ際、足を動かしてはいけない

サーブを打つとき両足は地面についた状態でなければいけません。

左の絵は両足がコート面に着いていますが、右の絵は片足が浮いているのでフォルトです。

そして、足が地面についていても、足が動いてしまうとフォルトとなってしまいます。

例えばロングサーブを打とうとして、後ろ足を引きずるように滑らせたときは、フォルトとなります。

ただしロングサーブで前足で踏み込むときの動作でフォルトを取られることはありません

サーブはシャトルのコルクを打たなければいけない

サーブでシャトルのコルク以外、つまり羽の部分を打つとフォルトとなってしまいます。

これは過去にサーブで羽を打って、シャトルに回転をかけて打つ、スピンサーブが強力であったがために禁止されました。

羽を打たないでスピンサーブを打つ方法はこちらの記事で解説しています。

サーブでシャトルがネットに当たった場合

シャトルがネットに当たった時に、そのまま相手のコートに入ったとき、相手がシャトルがコートに落ちる前にシャトルに触れたとき、そのままプレーが続きます

シャトルがネットに当たって、サーブで決められたコートに入らなかった場合は、フォルトとなります。

そして、シャトルがネットの上に乗った場合は、レットとなって、再度サーブから始まります

ネット関連の詳しいルールはこちらの記事で解説しています。

サーブのはじまりとは

サーブはラケットが前方への動きをはじめたときに、サーブの始まりと判断される。

なので、一度ラケットを前方に動かしたら、それ以降はラケットを止めたり後ろに引いてしまうと、フォルトをとられてしまいます。

ラケットを後方へ引く動作は、サーブの始まりにはならないので、ラケットを後方へ一度引いて静止させてもフォルトをとられることはありません。

ただし、ラケットを後方にして構えた後に、不当にサーブを遅らせてしまうと、フォルトを取られる可能性もあるので気を付けましょう。

そして、一度サーブをはじめたらサーブを必ずしなければならないので、サーブを空振りしたり、ミスするとフォルトとなります。

レシーバーの体勢が整う前に、サーブを打ってしまったとき

相手のレシーブの準備が整う前にサーブを打ってしまった場合、レットとなります。

ただしレシーバーがシャトルに対して打ち返そうと試みたときはレシーバーの体勢が整ったと判断されてプレー続行となります

まとめ

今回はサーブ周りのルールに関して解説しました。

サーブ関連のルールは、厳密に決められているものから、人によって判断が変わってしまうような曖昧なルールもあります。

サーブのフォームやシャトルを打つ高さなどは、自分では大丈夫だと思っていても、傍から見たら反則を犯していることもあります。

なので、一度、友人や先生に自分のフォームがルールを守れているか、どうかを確認してみてください。

ショートサーブの精度を向上させる練習は、こちらの記事で紹介しています。