【中級者】バドミントンにおけるスピードとは
バドミントンにおいてスピードはとても重要である。
スピードと聞くと、素早いフットワークでコート内を速く動くことを連想するかもしれません。
しかし、ただ単に速く動くにしても、さまざまな種類のシャトルのフライトに対応でき、からだのバランスも保たれており、動作の立ち直りが速いなど速く動くにも細かく分類することができます。
これらのことはただ単に速く動くトレーニングを行えば良いというものではありません。
コート内の移動スピードを上げるためには、それを構成するいくつかの要因を総合的にトレーニングする必要があります。
そこで今回はコート内の移動スピードを構成する要因を解説していきたいと思います!
反応の速さ
判断の速さ : 相手のプレーやコース、打球を読むこと。
神経系の速さ : 神経伝達の時間(相手の動きやシャトルへの対応動作の指令が脳から筋肉までに到達する時間)・筋収縮時間(脳から指令を受けてから筋肉が動くまでの時間)の速さ。
動き始めの速さ
相手の打ったシャトルに対して素早く反応するためには、重心を速く崩して、慣性を破らなければならない。
そのためには相手がショットを打つのにタイミングを合わせて小さいステップをして、その反動を利用して動き出すことが大切です。
移動の速さ
コートの隅から隅まで速く移動することが最も重要なスピードの要因です。
そのためには効率の良いフットワーク、ステップの速さが鍵になります。
特にシングルスでは1コートを一人で守らなければいけないので、移動の速さが試合の展開を有利に進めて行くには必要不可欠な要素です。
ステップと方向転換の速さ
シャトルに向かって移動し、正確にシャトルを打つためには、移動してきた勢いをしっかりと下半身で受け止め、安定した姿勢を作らなければいけません。
さらに、シャトルを打った後は元の位置に戻らなければいけないため、下半身や体幹の強さが要求される。
スピードに対しての慣れ
正確なフットワークの練習や試合の中でのラリーの中でバドミントン的なスピードを体に身につけさせることが必要である。
まとめ
バドミントンにおける速さを上げていくためには、今回紹介した要因をそれぞれ鍛えることによって全体的に向上していきます。
鍛え方は日々の練習によるものや筋力トレーニング、相手の動きの観察やそこから思考することによって判断の速さを高めたりなどさまざまです。
トレーニングによってバドミントンの速さを上達させていきましょう!
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