【初心者】ガットを張るときの注意点とテンションについて
バドミントン初心者の方で、ガットを張るときに注意すべき事と、ガットのテンションについてすこし解説したいと思います。
ガットのテンションとは
バドミントンにおいてガットのテンションとはガットの張る強さのことです。
ガットのテンションの張る強さによるメリット、デメリットはこちらの記事で解説しています。
ラケットのガットの適正テンション
まず、使用しているラケットが、どれくらいのテンションで、ガットを張れるのかを確かめてみましょう。
適正テンションは、ラケットのグリップの剣先に書かれていることが多いです。
たまに、シャフトに書いてあるラケットもあります。
適正テンションを越えてガットを張ると、ガットが切れてしまったときに同時に、ラケットも壊れてしまう可能性が、高くなってしまうので気をつけましょう。
YONEXのラケットは、横のガットを縦のガットのテンションより2ポンド上げて、張ることを勧めています。
これはラケットの構造上、ラケットの縦と横の比をにあわせて、ラケットの性能を活かすために、横のガットのポンド数を2ポンド上げてガットを張ります。
お店でガットを張るときはおそらく、自動的に2ポンド上げて張っていると思います。
もし店員に”2ポンド上げますか”と聞かれても、上記の理由のため、安心してください!
話を元に戻すと横のポンド数を2ポンド上げてガットを張るため、適正テンションギリギリでガット張りをお願いしてしまうと、適正を越えてしまいます。
適正テンションギリギリで張りたいときは、2ポンド下げて頼むようにしましょう。
適正テンションは、下限と上限どちらも記載されていますが、下限を下回ったとしても、上限を超えたときのようにラケットが壊れたり保証が聞かないわけではないないので安心してください。
下限の意味は、ラケットの製作側が想定したプレイヤーのレベルに合わせて設けているモノで、これくらいのテンションであればラケットの性能を十分に活かせます、という目安だと思ってもらってかまいません。
気持ち高めで張ってみる
もし以前よりもテンションを上げてみたかったり、少し高いテンションで張ったガットで、バドミントンをしてみたいという方であれば、迷わず高いテンションで張ってみることをオススメします。
高いテンションでガットを張るとどうしてもガットの耐久率は下がってしまいますが、ガットのテンションはラケットを使用しているときに限らず、テンションは時間とともに落ちていきます。
なので、少し高いテンションで張っても、少しすればテンションが落ちていくので、少しでもテンションを高くてして張ってみようかなと思ったらガンガン高くしていいと思います。
ただしテンションを上げすぎると、クリアが飛ばなくなってしまったり、ショットが思った方向に飛ばなくなってしまうので、初心者の内は少しずつテンションを上げてみてください。
先ほども述べたように、テンションは日々落ちていくモノなので、数ヶ月ガットを張り替えていないという方は、思い切って自分でガットを切って、新しいモノに張り替えるのもありだと思います。
プレー中自然に切れたわけでなく、自分でガットを切ることには少し抵抗を感じるかもしれませんが、ラケットに一番最初に張ったガットが、耐久力が高いモノだとなかなか切れにくいモノもあるので、ガットの状態は良くても、テンションはとても低い状態ということもあります。
まとめ
バドミントンの消耗品の中でも、ガットは切れて交換する回数が多く、出費が多いです。
ガットのテンションを変えるときに、もし自分に合わなかったらどうしようと、思う人もいるかもしれませんが、テンションは時間とともに変化していくモノなので、今回紹介したように、少し高めで張ることをオススメします。
自分は学生のとき、あまりお金がなかったので、高いテンションで張って、ガットが切れるのが心配で、あまりテンションを高くせずに、ガットを張っていました。
しかしテンションよりも、ガットが切れる要因は、張るガットの細さやラケットのグロメットの状態、季節の方が強く関わるので、そこまで気にすることは無いと思います。
ガットのテンションは初めのうちはどれくらいで張れば良いかわからないと思いますが、インターネットで調べてみるよりも、友人のラケットを借りたりしてみて、テンションの違いによる、打ちやすさや打球音を感じてみてください。
このとき、張ってあるガットの種類も聞いておくと、ガットを張るときの参考になるので聞いておきましょう。
ラケットのガットは、自分のレベルや用途によって、張る種類やテンションの高さを変える、モノなので、投げやりになってしまいますが、はじめはいろいろ試してみるのがいいと思います!
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