バドミントン 握力を鍛えたらスマッシュは速くなるのか?

バドミントンで、スマッシュを速く打てるようになりたいが、どこの筋肉から鍛えればいいのか、わからなかったり、筋力トレーニングしたからといって、本当にスマッシュが速くなるのか不安という方がいると思います。

そこで今回は、握力を鍛えたら実際にスマッシュは速くなるのか、という疑問について解説したいと思います。

結論:握力を鍛えればスマッシュは速くなる…

最初に結論から述べると、握力を鍛えればスマッシュ速くなります

ただし速くなる度合いは他の要因が大きく関わります。

バドミントンは体全体を使ってショットを打ちます。

なので、ショットを打つ、フォームや腕の使い方、筋肉の柔軟性などの様々な要因が関わり合い、スマッシュの速さや、クリアの飛び具合は変化します。

ですが、もし筋肉の量だけが違う、同一人物がいた場合、どちらの方が速いスマッシュを打つことができると思いますか?

当然筋肉がある方がスマッシュを速く打つことができます。

ではなぜ握力を鍛えるとスマッシュが速くなるのかを解説していきます。

握力を鍛えると、スマッシュが速くなる理由

バドミントンで握力は、ラケットを握り込むときに使われる筋肉です。

握力は、ラケットを握り込む前までに、下半身から上半身に伝わってくるエネルギーを、最終的にラケットに伝達する役割を果たします。

なので、握力が鍛えられると、体から伝わってきたエネルギーをラケットにしっかりと伝えることができます

さらに、握力を鍛えるとラケットを握り込むときの力も強くなるので、ラケットを回転させる、つまりラケットのヘッドスピードも速くなるので、自然とショットも速くなります。

では、どのようにして握力を鍛えればいいのかをこれから紹介します。

自重トレーニング

風呂でグッパー

湯船に入っているときに、水の中で手を閉じて、開く動作を繰り返します。

このときに、素早く手の開閉を行うのでは無く、しっかりと手を開いて閉じるようにトレーニングするとより効果的です。

はじめは20×3セットぐらいで様子を見てみましょう。

もし余裕であれば、一回にやる回数を増やしたり、セット数を増やして、より負荷をかけるようにしましょう。

加重トレーニング

自重トレーニングでは、物足りなかったり、効率よく握力を鍛えたいという方は、道具を使った加重トレーニングをオススメします。

ハンドグリップ

言わずともしれた、握力を鍛える道具です。

ハンドグリップを入する際に、ハンドグリップの負荷を選ぶ基準は、自分で実際にハンドグリップを握ってみて、ハンドグリップの開閉を頑張れば10回できるくらいものもを、購入するのがお勧めです。

負荷が強すぎると、筋肉を痛めてしまう可能性があり、逆に負荷が弱いと、筋肉に負荷がかからず、筋肉が成長しません。

パワーボール

パワーボールは、プラスチックの球体の中に、さらにその中ボールの中で、回転する球体があるトレーニング道具です。

使い方は、ひもを使って、中の球体を回転させて、その遠心力を使って手首を回転させることによって、筋肉に負荷を掛けます。

パワーボールは、握力だけでなく、前腕筋も鍛えることができるので、一石二鳥の代物です。

パワーボールにもさまざまな負荷の種類があるので、自分の筋力に合わせた負荷のモノを選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は握力を鍛えたらスマッシュは速くなるのか、について解説しました。

先にも述べたように、スマッシュが速くなる要因は、筋肉だけではありません。

実際に自分より筋肉が無くても、自分より速いスマッシュを打てる人はざらにいます。

体や腕の使い方によって、スマッシュの速さは、いくらでも変わります。

ですが、そこにさらに筋肉があれば、より速いスマッシュを打つことができるので、筋力トレーニングはやって損はない練習の1つです。