【初心者】バドミントン ダブルス 前衛の役割
初心者の人にはダブルスの前衛では何をすればいいかわからないと思っている方がいると思います。
バドミントンのダブルスでは主に攻めているときに一人はコートの前（前衛）もう一人はコートの後ろ側（後衛）に位置どります。
今日は前衛と後衛の内、前衛の役割に関して説明したいと思います。
前衛の立ち位置
前衛は基本的にコートの中心に位置取ることを意識しましょう。そのとき気持ち後衛の人が立っているサイドつまり、球が上がった方に位置をとりましょう。
そうすることにより、後衛の人がスマッシュを打って相手のレシーブが浮いたとき、その球を仕留めることができます。
しかし、球が上がった逆のサイドに位置をとるケースもあります。
それは相手のロブがコートの浅い位置に飛んだときです、浅い位置に飛んだ球を後衛の人がスマッシュしてそのまま後衛の人が前に出て、前後が入れ替わるときがあります。
他にも相手がレシーブで逆サイドつまりクロスにレシーブをあげたときに自分がカバーしてその球を捕らなければいけない場面もあります。
この動作はダブルスのラリー中に行われるローテーションの一つでお互いにこの動作を知らないとできないものなので、試合をする前にペアの人とローテーションについて話し合ってみてください。
この記事ではより詳しく初心者向けに前衛の立ち位置を解説しているので参考にしてみてください！！
http://dokubado.com/entry/doubles-avant-garde-position前衛での構え方
初心者の方でネットの前に立ってラケットを高くあげている人がたまにいますが、それはあまりおすすめできません。
理由としては相手の低く速いレシーブやドライブに対して反応するのが難しいからです。
基本的には上述したようにコートの中心あたりでラケットが顔の前にくるように腕を少し上げて腰を低くして構えましょう。
ラケットのヘッドが下がっていると、打つときにラケットをあげる動作が必要になるので、その分反応が遅れてしまいます。
前衛のショット
前衛ではドライブ、プッシュ、ヘアピンなどが主なショットになります。
前衛は相手との距離が近いため腕を振り下ろすことができないため、低いショットが多くなるので、ドライブの打ち合いになったりします。
ドライブで重要なことは、ドライブを打つと相手も同じようにドライブを売ってくる可能性が高いため、すぐに構える必要があります。
そのため、ラケットを振り終えたあとのフォロースルーを小さくして再びラケットヘッドを上にして構えることを意識しましょう。
次にプッシュです、プッシュはネット際に浮いたシャトルを相手コートに上から打ち込むショットです。
プッシュでよくあるのはシャトルを叩きつけすぎて、ネットに引っかけてしまうことがあります。
ネットに引っかけないようにするために意識しなければいけないことは、できるだけ早くシャトルに触れるように心がけましょう。
シャトルに早く触れることにより、シャトルが高い位置で打つことができるのでネットにかかりにくくなります。
もう一つ、シャトルがあまり浮いてないときにプッシュする際は、ラケットを上から振り下ろすよりもラケットを前に押し出して打つイメージを持つとネットにかかりにくくなります。
ラケットを前に出すように打つと、ラケットを振り下ろしたときよりも角度が鋭くなく、ショットのスピードも遅くなりますが、相手に差し込むようなショットになり相手が返してくるショットも甘い球になるのでそこで決められるように準備しましょう。
ヘアピンを打つときは相手の位置に注意しなければいけません。
ダブルスの場合相手がコートの前にいるときにヘアピンを打つと、少し浮いただけでたたかれる可能性があるからです。
しかし、ダブルスではコートの横の幅が広いため相手の立ち位置によってはクロスヘアピンを打つことにより有効な一打となることもあるので、相手の位置を確認してから打つことを意識しましょう。
おわりに
前衛は相手のレシーブが上手でロブを上げ続けられると、できることが少なく何もできず心配する人がいるかもしれませんが、前衛で重要なことは、相手のミスショットや甘い球を確実に仕留めることと、後衛が苦しいときにカバーをすることなので、自分の役割を果たすときが来るまで集中していましょう。
初心者の方は前衛は動き方がよくわからず、つまらないと感じるかもしれません、しかし動きを理解して前衛で羽を打てるようになると一変してとても楽しいポジションになるので、まずは前衛の動きからマスターしてみてください！