【初心者】バドミントン ダブルス サーブ後の動き

2020年5月12日

皆さんはダブルスでサーブを打った後どこに位置をとりますか?

ダブルスではサーブの種類、サーブの精度に応じて立ち位置を考えなければいけません。

そこで今日は、サーブを打った後、相手がサービスレシーブで打てるショットを解説してそこからどのような対応をとればいいのかを解説しようと思います。

ダブルスのサービス

バドミントンのダブルスのサーブは基本的に自陣のサービスライン付近から体の前に持ってきたシャトルをバックハンドで相手のコートに打つサーブとなります。

主にサーブは相手の手前に打つショートサーブと相手の後ろに打つロングサーブに分けることができます。

ショートサーブ後の動き

ショートサーブに対して相手が打てるショットはロブ、プッシュ、ドライブ、ヘアピンが考えられます。

ロブに関してはショートサーブを打ったときは、ほとんどの場合、後衛の人に任せて打ってもらいましょう。

後衛の人がロブをあげたら後衛の人がいないサイドへ下がり、スマッシュやドロップを打ったら、相手のレシーブが甘くなったときにシャトルを打てるように後衛の人の前、もしくは少し真ん中よりに立ちましょう。

次に相手がプッシュを打ってきた場合は、相手のプッシュが鋭いと前衛ではとることはほぼ不可能なのでこれも後衛の人に任せましょう。

プッシュされると相手は前に詰めてくるので、後衛の人が打ったレシーブをさらに追撃してくるのでそれに対応できるように少し下がりましょう。

ドライブに対してはサーブを打った直後にすぐに、相手の球に反応できるように構えておけばカウンターでドライブを打つこともできます。

しかし、反応速度がとても重要なので少し反応が遅れたり、左右に打たれたドライブを無理に返そうとするとミスショットにつながります。

はじめの頃はどの球なら自分がとっていいのか、それとも後衛の人に任せるべきかを判断するのが難しいと思うので、できる限り自分がとれそうと思ったら挑戦してみることをおすすめします。

球にさわることによって、さわっていいのかダメなのか学習することができるからです。

続いてヘアピンです、ヘアピンはネット際なら必ず自分で取りに行きましょう。

相手のヘアピンが高ければプッシュするために前に出たり、ネットすれすれのヘアピンを打たれたら、ロブをあげるのがいいでしょう。

相手がヘアピンを打つようなそぶりを見せたら、浮いた球を叩けるように意識しておきましょう。

ロングサーブ後の動き

ロングサーブを打つと相手は球を上から叩くことができるため、ロブ以外のショットなら必然的に守りの姿勢でいかなければなりません。

そのため、自分のペアの人と逆サイドの位置に下がり、相手の打つ球に対応できるように姿勢を低くして構えておきましょう。

相手のレベルが高くなるにつれて、ロングサーブに対して相手がスマッシュを打ってくることが多くなるので、レシーブするために立ち位置を後ろにしなければスマッシュで抜かれてしまいます。

ロングサーブを打った後は基本的にはペアと横並びの位置に立ち回るため、相手がロブを打ってきたら、自分かペアどちらか打ちやすい人が対応しましょう。

おわりに

ダブルスのショートサーブとロングサーブを打った後の動きについて説明しましたが、実際にはショットの種類だけでなく相手が何所に打ったのか、自分のサービス精度や打った角度に応じて、自分の立ち位置を考えなければいけません。

ここでは自分の打ったサーブとサーブ後の相手のショットに応じての動きについて大まかに説明しました。

初心者の方がはじめから、たくさんの状況を想定して立ち位置を考えることは非常に難しいと思うので、ここで解説していることをまずは参考にしてみてください、そこから少しずつ細かく状況を区別して対応できるのが一番ベストだと思います。

ダブルスの立ち回りは奥が深くペアによっても立ち回りを変えていく必要があるためまずは、大まかにどう動けばいいのかを学んでいきましょう!