【初心者】ロブが高く遠くまで飛ぶ練習とコツ!!

2020年5月30日

ネット前に落とされたショットに対してロブを上げようと思っても、ロブが遠くまで飛ばず、浅い位置からスマッシュを打たれてしまう。

など、ロブがなかなかコート奥まで飛ばないという初心者の方は多いと思います。

経験者の上手い方だとつらい体勢でシャトルを捕っているのに、相手のコート奥まで高いロブを返してきますよね、

折角相手を追い詰めたと思ったのにコート奥まで上げられたときに感じる怠さはメンタルに効きます。

そこで今回はロブが全く飛ばない、ロブってどうやって打つのという方に向けてロブをコート奥まで飛ぶようになる方法と練習を紹介したいと思います。

まずロブとは

ロブというショットについてまだ知らない方に対して軽く解説したいと思います。

ロブはコート手前で主に腰より下の球をラケットで下からすくい上げて、相手のコート奥まで高く上げるショットです。

シャトルがコート奥に高く上がることで、シャトルの滞空時間が長くなるので、自分はショットを打った後に体勢を立て直し、次に来るショットに対して準備をすることができます。

なのでロブは相手に攻められて苦しい状態になったときに、一度余裕を取り戻すためのリカバリーショットとして用いられます。

腰から下のショットに慣れる

まずロブを打つ練習の前に、ロングサーブを打てるようにしましょう。

ロングサーブは腰から下でシャトルを捉えてシャトルを相手のコート奥に飛ばすショットなので、

ラケットの軌道やショットを打つときの足は逆ですが、シャトルがラケットに当たる感覚は同じなので、ロングサーブでラケットの面でしっかりシャトルを当てられるようにしましょう。

ロングサーブは基本利き手と逆の足を前に出して打ちますが、ロブを打つ際は利き手と同じ方の足を出すので、

利き手と同じサイドの足を前にしてロングサーブを打つ練習をするとよりロブを打つ感覚に近づけることができます。

利き手と同じ側の足を出す

(ここでは利き手と同じがの足を右足として説明します)

さきほどロングサーブでの練習の際に説明しましたが、ロブだけでなく全てのショットをは打つ際もしくは打ち終えたときに右足が体の前に出ている状態でなければいけません。

これは利き手と同じ方の足を前に出すことで、下半身のエネルギーをラケットを持っている腕へと伝えることができるためです。

ロブは苦しい状況で多く打つショットであり、フットワークを使いながら前に移動していかなければいけないので、

移動するために必要な歩幅や歩数を間違えたり、シャトルに追いつくのが精一杯なとき左足が前に出てショットを打ってしまうと、ロブは上手く遠くまで飛びません。

まずは正しい足を前に出しながら素振りをしてみましょう。

そこからフットワークを使って素振りをして、右足が前に出て振れている事を確認しましょう。

これは参考ぐらいにしてもらえばいいですが、右足を前に出してショットを打ったとき、体の勢いを右足だけで抑えるのでなく左足を手前に寄せることで、

体全体の勢いをショットに乗せることができると同時に、引き寄せた反動で左足から後ろへとフットワークを始めることができます。

この左足を右足側に寄せる方法は前へのフットワークだけでなく横へのフットワークでも利用できます。

腰を落とす

ロブを打つ際、腰を落とす事が重要なポイントとなります。

腰を落とすことによって得られる利点は、まず下半身が安定するのでショットが安定して狙った場所にシャトルを飛ばしやすくなります。

次に、打点が下がります。

打点を下げるとその分シャトルの下に入り込むことができるので、すくい上げるようにして打つことができ、シャトルを奥まで飛ばすことができます。

逆に高い位置でシャトルを取ろうとすると、スイングが小さくなり手打ちになってしまうのでショットが遠くまで飛びません。

まとめ

ロブが遠くまで飛ばないがために、ネット前に低いショットを打ってその場をやり過ごしている人もいるかもしれません。

しかし低い位置から、相手のコート手前にショットを落とそうと思っても、ネットすれすれを通っていくこともあれば、球が浮いて相手に叩かれてしまうなどショットが安定しないことも多いと思います。

それに手前にだけ落としていると、相手に読まれて前に詰められてしまう可能性もあるので、しっかりとコート奥にロブが打てるようにすれば相手に読まれることなく、戦術の幅も広げることができるので、

今回紹介した練習とコツを意識してコート奥へ高いロブが打てるようにしましょう!!