アストロクス88S 88D GAME/PROの紹介【発売日】【性能】
今回は2021年3月下旬に発売される「ASTROX 88S / 88D GAME」と「ASTROX 88S / ASTROX 88D PRO」について紹介したいと思います。
アストロクス 88S / 88Dの違いについては、「【比較】アストロクス88S、88Dの違いを解説」で紹介しています。
アストロクス 88S / 88D PROの基本スペック
発売日 : 2021年3月下旬
重さ : 3U, 4U
グリップの太さ : G5, G6 ← new
価格 : ¥26,000 + 税
原産国 : 日本
アストロクス 88S / 88D GAMEの基本スペック
発売日 : 2021年3月下旬
重さ : 3U, 4U
グリップの太さ : G5, G6 ← new
価格 : オープン価格
原産国 : 台湾
従来品との違い
アストロクス88 GAME / PRO はフレームに強度の高い新素材「ボリュームカットレジン」を使用しています。
この素材によって、フレームの強度が強くなり、以前の素材で採用していた重量配分の見直しが行われ、より「ローテーショナルジェネレータシステム」を進化させることに成功しています。
「ローテーショナルジェネレータシステム」については「アストロクス00紹介 誰にオススメ?【発売日】【性能】」で紹介しています。
ローテーショナルジェネレータシステムの改善によって、大幅にラケットのスウィングウェイト(ラケットを振るのに必要な力)が小さくなっています。
新素材でフレームの強度が増したために、フレームのサイド部分のガットを通す孔に、大径の孔を採用しています。
大径の孔を採用することによって、ストリングの可動域が広がり、ショットの際の球も持ちが良くなっています。
バドミントンはラケットにシャトルが触れている時間が長ければ長いほど、制球が良くなるので、球持ちが良くなったことにより、制球が良くなっています。
ただし、球持ちがよくなると、ストリングの弾きが弱くなってしまうので、ショットの威力が少し落ちてしまいます。
しかし、アストロクス PRO / GAME は「ローテーショナルジェネレータシステム」の重量配分の再設計やフレームの強度を増すことで、ショットの威力の低減を抑えています。
PROとGAMEの違い
ヨネックスのホームページでは、PROは中上級者向けのラケット、GAMEは中級者向けのラケットと説明されています。
PROとGAMEの一番の違いは、PROのフレームだけ、新設計のフレームのため、スウィートエリアが大きくなっています。
スウィートエリア(スウィートスポットとも言います)とは、シャトルを打つのに最適な場所のことです。
バドミントンのラケットのスウィートエリアはラケット中心の近くにあります。
スウィートエリアはストリングの張力が安定していて、他のエリアに比べると弾力があるため、簡単に説明するとシャトルが飛びやすいです。
上級者ほど、このスウィートエリアにシャトルを当てるのが上手いです。
そしてアストロクス88PROはスウィートエリアが広いため、打ち損じが少なくなるように設計されています。
そして、PROはスウィートエリアが広がっているだけでなく、フレームの幅が厚くなっており、剛性が高まっています。
剛性を上げることで、弾きが強くなるので、球の出が速くなります。
まとめ
今回はアストロクス 88S / 88D GAME とアストロクス 88S / 88D PROについて紹介しました。
GAMEとPROが発売されると同時に現行モデルのアストロクス88S / 88Dは廃版となってしまうので、もし現行モデルが欲しい方は早めに購入することをおすすめします。
GAMEとPROの関係は、以前発売されたアストロクス100ZZとアストロクス100ZXの関係に似ています。
アストロクス100ZZは上級者向けに、アストロクス100ZXはアストロクス100ZZを中級者でも使いやすいようにしたモデルでした。
そして、生産国も上級者向けのラケットはどちらも日本製に対して、中級者向けのラケットは台湾製となっています。
アストロクス88はダブルスの選手を想定して作られたラケットなので、ダブルスがメインの人や少しでも興味がわいた方は是非一度使ってみることをおすすめします。
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