【レビュー】クリアがコートの奥まで届く!頑張らないバドミントン研究会オリジナルラケットComfort Nano 2000の紹介

2020年6月1日

今回は以前自分が愛用していたラケットComfort Nano 2000(以降CNと表記)について紹介したいと思います。

写真の画像と部屋が汚いのは許してください…

comfortnano-2000

Comfort Nano 2000 の基本情報

まずCNと聞いてどこのメーカーがだしているラケットなのかわかる人は少ないと思います。

CNは頑張らないバドミントン研究会という通販のバドミントン専門店が出しているラケットです。

頑張らないバドミントン研究会の「頑張らない」とは、練習や努力をしないという意味ではなく、頭で考え、戦略で勝てるようなバドミントンを目指すという意味らしいです。

余談ですが自分は頑張らないバドミントン研究会のラケットはCNに加えて、Comfort Nano 770VとComfort Nano 1000の2本のラケットを使用していました。

どれも使いやすいラケットだったので機会があれば紹介したいと思います。

話を戻すとCNは中級者・シニア向けに作られたラケットです。今のところ頑張らないバドミントン研究会の中で一番レベルの高いプレイヤーに向けて作られたラケットだと思います。

ラケットの価格は定価では16,800+税(2019/12/19現在)で、中級者向けのラケットの価格帯としては妥当もしくは少し安いですね。

Comfort Nano 2000 の使用感

ラケットの重さは4Uで、持った感覚としては重すぎず、軽すぎないちょうど良い重さで、重心は普通のヘッドライトラケットよりすこし中心にある(イーブンバランス)ラケットなので振り抜きやすく、振り抜いた後に構え直すのも楽に行えました。

頑張らないバドミントン研究会のオリジナルラケットの特徴はなんといっても、シャフトがめちゃくちゃしなります!

素材の違いでシャフトの柔らかさが大きく変わるのかはあまりわかりませんが、ラケットに少し力を加えるだけでシャフトがすごくしなります!

シャフトがしなりやすいとどんなメリットがあるのかというと、

まずバドミントンではクリアやスマッシュを打つときにラケットがしなり、そのラケットのしなりが元に戻ろうとする力でシャトルを打ちます。

そして重要なのはシャフトをしならせるには力が必要です。

この力は体の使い方や筋力によって発生するので、バドミントン初心者や筋力にあまり自信がない人はラケットのシャフトをうまくしならせることができないためクリアやスマッシュに力を伝えることができなくなります。

要はシャフトが柔らかいと、力があまりなくてもよくしなるので、シャトルが遠くまで飛ぶと言うことです。

一般的に上級者向けのラケットになるにつれてシャフトは硬くなっていきます。

なのでCNはバドミントンに少し慣れてきた脱初心者の方や、筋力にあまり自信のない方にはおすすめできるラケットです!

CNは先ほども紹介したようにヘッドライトに近いラケットなので振り抜きやすく、ダブルスの前衛での速いドライブにも対応しやすいです。

まとめ

総合評価として全体的にバランスがとれているオールラウンドのラケットです。

ラケットバランスが絶妙で速いラリーでもラケットの取り回しが効きやすく、ラケットの取り回しが効くヘッドライトとは違って、スマッシュやクリアではある程度ラケットの力を利用して打つことができ、CN最大の特徴としてシャフトの柔らかさによって、少しの力で、シャトルを飛ばせるところが魅力です。

スマッシュに自信があるハードヒッターの方にはあまりオススメできないラケットではありますが、逆にそれ以外のプレイスタイルの方であれば割と柔軟性のあるラケットなので、どんな型にも適応すると思います。

一番はシャトルをコートの奥まで飛ばすのが大変だと感じる方やダブルスがメインの中級者のプレイヤーで自身の2本目のラケットに何を買おうか迷っている人には、とてもおすすめできるラケットです!

今日は頑張らないバドミントン研究会のラケットComfort Nano 2000について紹介しました。

この記事を参考にすこしでもバドミントン研究会に興味を持ち、ラケットを選びの参考になれば幸いです。

それではまた!