YONEX 吸水性とフィット感、タッキーフィットグリップの紹介

2020年7月13日

今回はYONEXのグリップテープ、タッキーフィットグリップについて紹介したいと思います。

バドミントンのグリップテープには、基本的にドライ、ウェット、タオルの3種類があります。

各グリップテープの詳しい説明は「バドミントン グリップテープの必要性と種類」で解説しています。

今回紹介するタッキーフィットグリップは、ウェットタイプのグリップに区別できるグリップテープですが、少し特殊な加工がされているグリップテープで、それも含めて今回、解説していきたいと思います。

タッキーフィットグリップとは

先ほども述べましたが、タッキーフィットグリップはウェットタイプに区別されるグリップテープです。

ウェットタイプのは基本的に、しっとりとした感触で、手にフィットするようなグリップテープで、吸水性はドライタイプやタオルグリップには劣るため、手汗が多い人にはあまり使用されません。

ですがタッキーフィットグリップは、特殊な加工により、ウェットタイプのグリップテープとは少し異なる特徴があります。

それは、ウェットタイプに関わらず、吸水性に優れていると言うことです。

ウェットタイプのグリップが唯一、他のグリップテープに劣っていた吸水性をタッキーフィットグリップは特殊加工により克服しました。

吸水性もあり、手にしっかりフィットするタッキーフィットグリップであれば、他のウェットタイプのグリップテープは劣化品ではないのか、と思うかもしれません。

なので、ここからはタッキーフィットグリップを使用した感想と、他のウェットタイプのグリップテープとの違いについて解説したいと思います。

タッキーフィットグリップを使用した感想

まず、一番初めにグリップを握った感想は、妙に手に粘着するような感覚を感じました。

他のウェットタイプのグリップテープでは、しっとりとした、グリップテープの素材によるフィット感に対して、タッキーフィットグリップは特殊加工による影響なのか、ちょっと粘着感のある、フィット感でした。

ですが、その粘着感は使用している内に、薄れていき、変に手に違和感を覚えるようなフィット感では無く、しっとりとした握り心地を得られるようになりました。

この粘着感は好き嫌いが大きく分かれる、特徴だと感じました。

しかし、使用していれば粘着感がなくなっていくので、粘着感についてはあまり心配する必要は無いかなと思います。

自分は手汗をほとんどかかない人間なので、大抵グリップはドライタイプを使っているのですが、ウェットタイプのグリップの中で、タッキーフィットグリップのフィット感はあまり好きじゃないです。

そして、問題の吸水性についてです。

先ほども述べましたが、自分は手汗があまり出ません笑

なので、今回は吸水性を確かめるために、手をぬらしてラケットを使用して見ました。

かなり手をぬらした状態でラケットを振ってみましたが、グリップは手にしっかりとフィットして、すっぽ抜けを怖がらずにラケットを振ることができました。

手の水分は割と早く、グリップテープに吸収されました。

このグリップなら、夏場や手汗が多い人でも、問題なく使用することができると感じました。

まとめ

今回はタッキーフィットグリップについて紹介しました。

タッキーフィットグリップは手にしっかりとフィットしてラケット振ることのできる、ウェットタイプのグリップテープですが、吸水性も高いです。

なので、手汗が多くて、ウェットタイプのグリップテープが使いたいけど、使えなかった人は、一度タッキーフィットグリップを試してみてください。

手汗に関係なく、フィット感は十分にあり、タッキーフィットグリップは他のウェットタイプのグリップとは、少し違ったフィット感なので、いつもとは少し違った感触を味わってみた人にもおすすめです。